野外のイベント出店では、みなさんステキなディスプレイをされています。 限られたスペースをいかに有効に活用するか?統一感と雰囲気のあるブースには目線を考えた立体的な演出がいいですね。
Herbie Rabbit のお店はテントと机以外はすべて手づくりです。 すなわち、棚などのディスプレイ用品は、分解や折りたたみができる持ち運びに便利なものを自作して並べています。
木工フレームを展示しているディスプレイ用品自身を譲って欲しい、 というお客様がよくおられます。 使い込んでいるものだし、毎回の出店に活躍する大事なパートナーなので、
丁重にお断りするのですが、、、
そこで、手づくり作家さんのために、さまざまなディスプレイ用品をつくることにしました。
桐材やファルカタなどの軽くて扱いやすい素材を使い、
持ち運びがしやすい、セットアップに時間がかからない工夫をしています。
やわらかい木なので傷ができたり、隙間が開いたりしますが、
いい着色ができて、使い込んだような自然な雰囲気が気に入っています。
まもなく仕上がるのが、ベア人形作家さんの別注品です。
大型ですが、収納たっぷりで、高さ80cmほど、棚の奥行きは11cm、トップに丸棒つき、3段の棚はすべて丸棒に取り替えることが出来ます。
四角い箱にやさしさを加えるために棚は緩やかなカーブにカットしており、出っ張った部分は収納時にぶつからないよう高さを互い違いにしています。
ご希望で明るめでやさしい着色ですが、濃い目の色も良く似合います。
左下に扉と引き出しを追加しました。小物を収納出来ますが、ちょっとアクセントになって全体が引き締まります。
2012年、この冬はいろいろなデザインと大きさのディスプレイ木工品に取りくむつもりです。アクセサリー用のフラットなプレートや、ドアや引き出しの付いた、家具調のものなど、アイデアはいっぱいです。すでに、兆番や止め金具などのアンティークなアクセサリーも買い込みました。出来上がり次第、写真を掲載しますのでお楽しみに、、、
お待たせしました。手づくり作家さん用 ディスプレイボックスの完成です。
分厚いタイプL(奥2つ)とタイプS(手前)です。かばんの形で持ち運びが出来ます。素材も軽いものを採用し、使い込んだ感じにしています。
1月15日の百万遍手づくり市でデビューしましたが、完売して、予約ももらいました。
また、がんばってつくります。
タイプS : 持ち運びにスリムなコンパクトボックス。
使い古したような雰囲気のある少しざらついた表面、しっとりとしたダークブラウンの色合いが良く似合います。
開けると、左は平面パネル、厚みの少ないペンダントなどのアクセサリーがピン止めでディスプレイできます。シェルフは着脱可能で、そのまま蓋をして収納も出来ます。右側は、高さが変更可能な棚が2段、自由に場所が変えられるポールも付いています。下には扉、90度に開けてディスプレイ台としても使えます。
タイプL : 少し分厚い収納たっぷり型。幅はありますが、軽くて運ぶのに負担はありません。
皮(合成)の手提げ、ネームプレートや、8箇所のボックスコーナーには、強度と破損防止の金具をつけています。
左側下部に小さな引き出しが2個、右側はタイプSと同じ扉が付きます。
緩やかなカーブにカットされた棚板3枚は、左右自由な高さにセットできます。
ポールも2本、自由な位置に取り付けられます。
タイプS/L共通 :
扉を開け、中央の柱をくるっと回すと、扉を開けた状態でホールドでき、いすのように使えます。軽いものなら上に乗せてディスプレイ、立体的な演出が出来ます。
内側の背面壁は端にテーパーがついた丁寧なつくり、隙間が開いていたり、自然な感じです。
各所に使っている金具類はアンティック色に統一、落ち着いた雰囲気を出しています。
定番の球型止め金具、使いやすく見た目もきれいです。
こちらは、カチッとラッチさせるタイプ、重厚間と信頼感があります。
アクセサリーや小物を手づくりしている作家さんへ!
一度、作品をお持ちになって置いてみてください。
見本は百万遍の手づくり市のほか、滋賀県東近江市のあいとうマーガレットステーションに常設展示をはじめました。(現在欠品中です)
おおよその寸法を掲載しました。
■ 手作り作家さん用 特注品 作品例